九州新幹線には、「みずほ」「さくら」「つばめ」の3種類の愛称を持つ車両が運行されています
日本の新幹線には、車両番号の他に、愛称を持っています
公募や有識者などによる命名の他に、以前運行されていた列車の愛称を引き継ぐ場合もあります
今回は、九州新幹線の「みずほ」「さくら」「つばめ」についてまとめました
「みずほ」の由来
「みずほ」と言う愛称は、1961年〜1994年の33年間に渡って東京〜熊本・長崎を運行していた夜行列車(寝台特急)の名称として利用されていました
寝台特急「みずほ」の名前の由来は、古事記に書かれた日本国の別称「瑞穂の国」から来ています
寝台特急「みずほ」が姿を消してから17年後の2011年、その名前は九州新幹線へと受け継がれました
「さくら」の由来
「さくら」と言う愛称は、九州新幹線が全線開通することを機に、2008年に九州新幹線と山陽新幹線を直通運転する列車の公募が始まりです
「さくら」の名称は、応募数168,951通の中、最多の7,927通を獲得しました
さらに、直通運転用に開発された新型車両N700系7000・8000番台のコンセプトである「日本の美しさ」にもちなんで、「さくら」が選ばれました
「つばめ」の由来
「つばめ」と言う愛称は、国鉄時代の特急列車「燕(つばめ)」を受け継いだものになります
九州新幹線「つばめ」は、山陽新幹線とは直通運転せず、博多〜鹿児島中央間でのみ運行されています
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